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です。以上でお答えになったでしょうか。
赤塚ありがとうございました。それでは、次の質問は山本氏にです。質問票の9番を見てください。3つの質問が入っています。
「1番、防災拠点としての避難広場の計画について、整備手法の充実策として考えられていること。2番、日常的利用活用によるウォーターフロントの生かし方についての考えを。3番として、都市とウォーターフロントのアクセスネットワークの整備について現在考えられていることをお教えください」。
山本それでは、お答えいたします。
まず、防災拠点の考え方でございますけれども、1つの例として東部の臨海部での考え方でございますが、水際広場、これが・4ヘクタールほどございます。それから、水際線に物揚げ場といたしまして、小型船の着岸の施設として200メートル整備いたしますけれども、これはすべていわゆる緑地については環境整備事業で行います。それから、物揚げ場については、通常の係留施設の整備として行うということで、いずれも国の補助を得て整備するということでございます。
それから、そのほかに防災拠点として、先ほど申しましたヘリポートをつくるとか、それから今後、例えば緊急用の物資を備蓄する施設をつくるとかというようなことが考えられるわけでございますけれども、これらについてはまだ検討段階ということでございます。具体的には、これからさらに検討していって、それの整備のあり方を決めていくということにしております。
それから、日常的な活用との関係でございますけれども、ちょっと質問に直接お答えになるかどうかわかりませんが、これはふだんはもちろん公共の緑地として普通の使い方をしていただくということでございますし、水際線については、例えば湾内、港内の小型船のクルージングの船の発着場として使っていくというようなことが考えられると思っております。
それから、アクセスネットの件でございますけれども、これは防災拠点との関係ということでしょうか。一般のウォーターフロントのアクセスネットということでお答えしてよろしいんでしょうか。一般論として考えますと、神戸の場合は水際線が非常に都心部、市街地に近いということから、いわゆる特別のアクセス施設というものの整備はそれほど大規模に必要ではございません。通常の道路の整備をやるということで、車に対するアクセスは確保できますし、あるいは歩道の整備によって一般の市民のアクセスは可能になってくるわけでございます。
ただ、1つだけ特徴的なことを申し上げますと、中突堤地区の西地区での旅客ターミナルへのアクセスということで、バリアフリーなアクセスを考えようということで、歩道橋にエレベーターを設置するとか、あるいは歩道橋の勾配をできるだけ緩やかなものにするというようなこと。あるいは、旅客ターミナルの中においても車いすの方も簡単にといい
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